「冨田 社長からの、創立記念のごあいさつ」

(2/18 式典会場にて)

皆さん　こんばんは！
本日は当社創立50周年記念式典並びに祝賀会にご出席を頂き厚く御礼申し上げます。
この様に多くの方々と50周年を祝えること幸せに思います。

今日は、朝方の激しい雨も今は上がり、日中は明るい日差しが射した一日となりました。
50年前の2月20日は、朝から雲ひとつない晴天恵まれたものの、最低気温は－2.7度という底冷えの1日だったそうです。
昭和36年2月20日東京駅八重洲で産声を上げた三星実業株式会社は平成3年に現社名に変えましたが、創立50周年を迎えることになりました。
昭和36年と言うと、ソ連が人類初の有人宇宙飛行に成功した年であり、東京オリンピック開催の3年前と言う時代背景であります。

日本経済は昭和48年から昭和61年までのオイルショック・円高不況、昭和61年から平成3年までのバブル景気、そして平成19年以降続いている世界同時不況と50年の道のりは決して平坦一路ではありませんでした。
また今、日本の政治、経済の動きも時代の変換期に遭遇し、激しく変化しています。
この激しく変化する環境下、50周年を迎えることが出来たのも、偏にお客様、協力企業をはじめ、株主、諸先輩並びに社員の皆様方のご理解とご尽力の賜と厚く感謝申し上げる次第です。本当にありがとうございました。
当社は創業者中野芳男が商事部門とビル管理部門を事業の両輪としてスタート致しましたが、現在では総合ビル管理業として、お客様の発展とあゆみを共にしてまいりました。
これからも、このあゆみを一層確実にする為にサービスの付加価値を高め、今まで以上にお客様の事業に貢献できるよう皆さんとともに取組んでいかなければなりません。
是非とも、当社が掲げる行動目標の「創造と挑戦」到達目標の「安心と信頼」を常に思い起こし、「人と建物にやさしいプロのサービスを」のスローガンを忘れることなく、更なる健全なあゆみを進め、社会から必要とされる企業を目指して行こうではありませんか。

新たな50年のスタートを切る為には、今までの成功体験に頼らない会社作りが必要となってきました。その為にも、皆さんに「会社はあなた方を変えられません。あなた方が変って会社を変えてください」と申し上げたい。
もう一度申し上げます。「会社はあなた方を変えられません。あなた方が変って会社を変えてください」
会社を改革しなければ生き残ることが出来ないのです。

最後になりますが、今宵は食べて飲んで遊んで頂きますようお願い申し上げ、私の挨拶とさせていただきます。有難うございました。

渋谷 NHK放送センター西口の桜の前で 冨 田　社長 (毎年きれいに咲きほこります。)