『安心』と『信頼』への 取り組みについて

広辞苑によると、「安心とは心配・不安がなくて、心が安らぐこと。また、安らかなこと」とあり、また「信頼とは信じてたよること」であると記載されています。

昨年来の世の中の出来事を顧みると、私たちの毎日の生活の中でも、また仕事の中においても、この二文字の言葉があまりにも無残に扱われたように思います。

私たちが社会生活を営む中で、あってはならない事あるいはしてはいけない事がありますが、これは私たちが持っている「良識」が自己自制しているのであり、私たちが望む安心と信頼に満ちた社会を維持していく為には、一人一人の良識が必要であることは誰もが認めるところです。

このような社会環境の中、私たちは「環境創造事業」の展開として、ビル管理事業と新規事業であるショップ事業の2本柱でお客様との関係を構築しています。

どちらの事業もお客様からの信頼を得てはじめて、サービスなり商品を安心してお届けできるのです。 昨年、私たちの会社は、環境に配慮した事業活動を展開している事業者として認められるISO14001（2004年度版）の国際認証規格を更新し、さらに個人情報の適切な保護のための体制を整備している事業者に付与されるプライバシーマークの認定取得を致しました。

また、新規事業のショップ事業が展開する、光触媒の機能を持ったアートフラワーの新ブランド「フィオナ」の登録商標の出願も致しました。これらの活動は、お得意様との安心と信頼の関係を更に深め、新規のお客様には安心と信頼の関係を築く会社の姿勢の判断材料となることでしょう。

私たちを取り巻く環境は想像以上に厳しく、先の読みづらい状況へと大きく変化していますが、そのような時代ほど「先読み」と「先取り」が大切であると考えています。私は今年のキーワードを商売の原点である「安心」と「信頼」とし、この取組みが勝負を分けると考えています。

新年にあたり、私たち一人一人が出来る「安心と信頼」への取組みが、私たちサンセイの社会的責任であると認識し、実行していくことを宣言しようではありませんか。