パートナー 第37刊 10月号
発行日 2007年10月10日
発行人 サンセイ「パートナー編集室」

ISO14001への取組みと今後の展望

環境管理責任者

1.2002年(平成14年)8月にISO14001(環境に関する国際標準規格)を認証取得してから丸5年が経過しましたが、その間2005年8月には更新審査、及び2004年度版への移行審査が実施されました。その間エコサークルが毎月開催され、環境影響評価・環境目的目標等の環境に関わる事項等の審議・確認等を行なってきました。メンバーもその間替わり、現在はリーダー1名他事務局員を含む4名の計5名で構成され、運営されております。また、環境管理責任者も本年4月より、私に変更となりました。

2.さて、認証取得後丸5年経過し、環境に関する日々の取組みについて成熟度も増して来ていると考えますが、当然その成熟度に応じた取組みが要求されることとなり、本年2月の外部審査においては継続的改善の取組みとして、改善対象として『安心と信頼の経営(顧客満足)』、目標とするパフォーマンスが「顧客からのクレーム及び事故件数:零/年」、完了期日が「2010年7月末」という改善目標に取り組むことになりました。

3.また、本年8月の外部審査においては下記の点が指摘されました。

(1)内部監査の際1件の指摘事項があり、是正処置報告書が作成されていた。然し、指摘事項(軽微な不適合)の是正が修正で終わっていた点。是正処置というのは再発防止策を実施することであって、単なる修正で終わってはならないこと。

 

(2)当社は環境側面を3サイト(本社、放送センター、第三共同ビル)で抽出・評価し、各サイト別に著しい環境側面を特定しているが、部門の本来業務に関する環境側面が抽出・評価されていない事例があり、例えば「顧客が満足する清掃業務」という様な本来業務を抽出し、それに取り組むことが必要であるという点。

(3)組織が同意するその他の要求事項として客先仕様「ノロウィルスへの感染予防を特定する必要がある」という点。

4.環境汚染という場合、当然酸性雨とか、公害といった事が頭に浮かび、その汚染の予防だけを考えがちですが、ISO14001においての汚染予防とは「発生源の低減又は排除、プロセス、製品又はサービスの変更、資源の効率的使用、代替材料及び代替エネルギーの利用、再利用、回収、リサイクル、再生、処理などがある」そしてその資源とは、人的資源及び専門的な技能、組織のインフラストラクチャー、技術並びに資金を含むとされています。従って人的資源である、人のスキルの向上、優れた人材の確保が、汚染の予防のISO14001の取組みとして重要となります。特に労働集約型の当社の取組みとして今後最も重要な課題になります。

 

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