発行日 2005年10月10日
発行人 サンセイ 「パートナー編集室」
ISO14001移行・更新審査について
ISO14001(環境に関する国際標準化機構)を平成14年8月に当社が認証取得してから3年経過し又、その当時、認証取得するのに必要だった要求事項が1996年版から2004年版に改訂されたことに伴い、更新の審査と2004年版に適合する内容を充たしているか否かの移行審査が、本年8月24日から26日の3日間にわたって外部の審査機関によって本社、第三共同ビル、放送センターで実施されました。実施の結果、当社の環境に対する取り組み がシステム的にもマネージメント的 にも問題なく実施され、又その事が 2004年版の要求事項を充足してい る事が認められ更新並びに移行審査 ともクリアーできました。ひとえに 皆様方の日々の努力の結果だと思い 感謝しております。
今回、何故要求事項が2004年版に改訂されたかというと、その主旨は次の様な言葉に要約されます。
1【規格要求事項の明確化】です。
即ち、解釈の難しい表現や紛争点を明確化した事、箇条書きを増やし、記述順序を改善した事です。
2【ISO9001(品質に関する規格)との整合性を図った事】です。
これらにより、より明確な形でシステムが機能していくことになりました。
次に今回の審査に際して審査員から指摘された事項として今後の取り組みとして重要な点を述べてみます。それは、どんどん業務の棚卸しをして、新しい取り組みを行い継続的改善活動を積極的に実施して頂きたい。今の取り組みは、ほとんど直接環境に負荷になる事柄を削減するものだが、反対に環境に良い事柄を積極的に直接・間接を問わず取り組んでみたらどうかというものでした。
そこで、この紙面を借りて皆様にお知恵を借り、環境に良い事柄、側面が何かないかを、我々とともに考えて頂きたいと思います。なにとぞ宜しくお願いいたします。何か良いご提案があればエコリーダーまでお気軽にご連絡いただければと思います。
各サイトの活動報告
今回から3回にわたってISOの活動サイト(※)の報告をしていこうと思います。サイト外の従業員の方にも各サイトでどのような活動をしているのか身近に感じ理解していだたけると思います。
(※)...環境方針に従った目的・目標を達成するために、系統的に編成される環境マネジメントシステムの運営上の機構でその構成単位。
Q1.サイトでの活動はどのようなことをしていますか?
A:1廃棄物の分別排出・回収を徹底し、資源の有効利用を図る。
2アルカリ性洗浄汚水の減量化を図り環境影響配慮の意識を高めるとともに、水質汚水の予防に努める。
Q2.サイトの特徴や大変な事は?
A:廃棄物の回収は各フロアーに分別棚があるが雑多に入っているので回収よりも分別に時間がかかってしまう。お客様にも直接・間接に依頼をし、張り紙や直接確認してもらったりと全員で協力しながら意識向上に努力している。塩素系洗浄剤は努力を重ねてきた結果顕著に減ってきている。今後も努力していきたい。
Q3.ISOの活動も3年経ちますが、従業員の皆さんの意識は高まっていますか?
A:日常業務は当たり前になってる。年に数回は再確認の勉強会を行っている。忘れかける意識を目覚ましていくよう努力している。
Q4.反省点や目標は?
A:このような活動は全員が努力することで目標達成できるものなので一丸となって取り組みたい。