事故再発防止キャンペーン 「鍵・カードキー等の取り扱い」
私達の業務は、お客様の出勤前や休日にあわせ建物へ出入りして作業をするケースが多く、“開錠”及び“施錠”するなどの行為が頻繁にあります。
また、防犯上のセキュリティー操作を鍵やカードキーで行うなどの行為も珍しくはありません。
当たり前のように扱っているこの鍵やカードキーは、お客様より預かっている大切なものです。
一度、紛失などが起こればお客様への多大なご迷惑とご心配をかけるのはもちろんのこと、会社の信頼は無くなり、契約解除となる場合もあります。
「鍵の取り扱い」については十分に注意を払い、作業中や移動時間も常に身に付け、所在確認を忘れない事を励行して下さい。
鍵の紛失については、最も避けなければならない重大事故の一つなのです。
保管方法:鍵の携帯(ストラップ)
管理者(鍵の取扱者)
[1]鍵の保管は、原則、現場責任者又は作業責任者とすること。
[2]鍵を貸し出す際は、必ず鍵の授受簿等に記帳し、手渡しで行いましよう。
[3]用件が済んだら、速やかに責任者へ返却しましょう。
[4]携帯中も定期的に鍵の所在を確認しましょう。
[5]責任者は、鍵の授受簿等への記帳を確認しましょう。
注意事項
シリンダー鍵について
[1]携帯用ストラップに損傷はないか定期的に確認を取りましょう。(不具合等生じた場合には速やかに交換しましょう)
[2]勤務中にストラップの収納が不十分で清掃用具に絡んだり、機械への巻き込みや感電など起こさないよう、事故防止に注意しましょう。
カードキーについて
[1]カードキーなどをポケットに入れしゃがんだ際に、変形又は割れないように注意しましょう。
[2]特に、カードキーは磁気で感知し、データが消去及び読取不良となる為、
携帯電話などと一緒にせず、別々の場所にしまいましょう。
[3]カードキーに依るセキュリティー解除については十分に注意をし、誤作動による発報を起こさないように注意しましょう。
万一、発報した際には慌てず、即座にセキュリティー会社及び担当者へ連絡して誤操作によるものと伝えます。
ADカードキーについて
[1]作業時は、ADカードは首から下げるストラップなどに入れ大切にしましょう。
[2]通勤時も、お客様からの大切な預かりものだと認識して、大切に保管しましょう。
事故が「起きた場合の恐怖」を先に感じ取って下さい。
そうすれば、チョットした“わずらわしさ”も無くなるはずです。
【平成20年度 安全衛生委員会 品質管理部合同企画】