体の健康
自分の身体は自分で守ろう
「生体リズム」という言葉を聞いたことがありますか。
夜暗くなったら寝て、朝明るくなったら起きて、というリズムが人間にはありますよね。
このリズムを調整している機能を「生体時計」といいます。この時計、睡眠だけではなく、体温や血圧の状態も、副腎皮質ホルモン(ストレスに耐える力)も、成長ホルモンも、人間の体にある機能のすべてのリズムをスケジュールして動いているというからスゴイ!ですね。
だから昼夜逆転の生活をすると生体リズムと活動がちぐはぐになってしまいます。
夜は寝て昼は活動するという「生体リズム」は、体の機能を正確に動かし、健康な生活を送るのにもっとも基本的なことなのです。
日中は適度に身体を動かし夜はしっかり休息するという当たり前の生活リズムを崩さないようにしましょう!
「 ウ ォ ー キ ン グ 〜 運動を意識して歩こう 〜 」
「ウォーキング」が健康づくりにいいよ、て聞いたことありますよね。
さて、実際どんな効果があるのでしょうか。ウォーキングは、体内に酸素を取り入れながら行う全身運動(有酸素運動)。
有酸素運動を続けることで、体の酸素を取り入れる機能が高まり、心臓や肺の機能が向上して全身持久力が増加します。
また内蔵や血管に蓄積した脂肪やコレステロール値のバランスが良くなり動脈硬化や高血圧、高脂血症の改善、糖尿病などの生活習慣病の予防にもなります。
また、ダイエット効果も期待できますし、ストレス解消、運動不足の解消にもなります。
正しく歩こう!
背筋をまっすぐに伸ばしてまっすぐ前を見よう。
いつもより大きめの歩幅でかかとから足を踏み出そう。
肩の力を抜いて、手は軽く握って、肘は軽く曲げて、歩くリズムに合わせて腕を自然に振るようにしよう。
継続は力なり!
ウォーキングは持久運動なのでとにかく毎日続けることで効果がでます。
これからはまず、駅までの往復を「歩く」から「ウォーキング」に変えてみてはいかがでしょうか。
〜今月のマメ〜
中高年者の場合、一日1万歩歩くことが望ましいと言われています。ある調査では1日の平均歩数が主婦で約4千歩、サラリーマンで約6千歩、営業マンで約1万3千歩とのデータがあります。1日1万歩には努力が必要のようです。成人病は「歩行不足病」とも言われます。「ウォーキング」で得られる効果に期待して、さあ歩いてみませんか!!