環境負荷削減
正しい分別でリサイクルしよう
11月のテーマは「環境負荷削減」です。
多少相違がありますが、今どこの自治体でもゴミ回収に関して何かしらの分別が行われていると思います。現場でもご自宅でも正しい分別を行っていますか。またこうして分別することによって何が変わるのでしょうか。
家庭ごみの分別
ゴミの行方も見てみよう!
*地域によって分別が変わるので必ず確認をしてくださいね!
可燃ごみ(燃えるゴミ)
燃やしてもあまり有害ではないゴミのこと。
生ゴミや紙屑、木屑などのことです。
可燃ごみは清掃工場で燃やされ、灰の一部は高温で溶かした後今度は水で急激に冷やして「スラグ」にします。スラグは量が灰の半分になるだけでなく、敷石用のブロックやアスファルトの材料としてリサイクルされています。また燃やす時の熱エネルギーは温水プールや冷暖房にも利用したり、発生した蒸気で電気も作ります。
粗大ごみ(大きなゴミ)
たくさん出る粗大ごみは何だと思いますか。
1位は布団、2位は自転車、3位は椅子、4位は衣装箱(プラケース)、5位は石油ストーブだそうです。粗大ごみは破砕してリサイクルされる部分と埋立する部分に分かれます。
不燃ごみ(燃えないゴミ)
燃やすと有害なガスの出るゴミでビニールやプラスチック、ゴムなどです。不燃ごみは破砕して鉄分、アルミ分、焼却分、埋立分に選別します。
資源ごみ(リサイクルできるゴミ)
紙・布・金属・ペットボトル・スチールトレイ・ビンなど、別なものに生まれ変われるゴミのことです。分別しなければただのゴミ、分別するからこそ意味のある資源ゴミです。
【オイルボール】って何?
知ってますか?オイルボール。お皿やフライパンについた油が洗った時に下水管に流れ、それが集まって固まった油のボールのことを言います。一軒の家から流されるのが微量でも何十軒、何千軒と集まったらその量は計り知れません。そしてオイルボールは海へ流れます。その海で取れた魚を食べると考えるとどうでしょう?お皿や鍋も一拭きしてから洗う、など排水にも気を使って自然への気配りもしましょう!
東京23区の年間のごみ量を1人1日に換算すると約1.1キロのゴミを出していることに…そのゴミを処理するのに約60円かかるそうです。
リデュース・リユース・リサイクルを心がけましょう!