ゼロ災害に取り組もう
危険を予知して災害をなくそう
「ゼロ災害への道」は果てしなく、厳しい道のりです。
昨日、今日の取り組みで達成できるものではありません。
そう、即効薬も決めてもないのです。
3年、5年、10年とゼロ災運動を続けてこそ「ゼロ災」の達成となるわけです。
【ゼロ災運動】3原則
1.ゼロの原則
ただ単に災害がなければよい、というのではなく、潜んでいる危険をすべて発見・把握・解決して労働災害を根底からゼロにしていこう!という考え方です。
2.先取りの原則
災害が起こる前に危険の芽を摘み取って安全・健康を先取りすることです。
3.参加の原則
全員が一致協力して、それぞれの立場で自主的・自発的にやる気を持って問題解決行動を実践することです。
【ゼロ災運動】の目的
そもそもゼロ災運動の目指すところはどこでしょうか。そうです。一切の労働災害をゼロにすることです。
そのためには働く人々全員がそれぞれの立場、持ち場で労働災害防止活動に参加して問題を解決していく、さらには生き生きとした職場風土が必要となってくるわけです。
『危険予知訓練』
KYTとは・・・
「K」危険
「Y」予知
「T」トレーニング(訓練)
の3つの頭文字をとった言葉です。
KYTについて話し合ってみましょう
①現状把握
どんな危険が潜んでいるだろうか。
想定できる危険は何だろうか。
②本質追究
危険のポイントはどこだろうか。
③対策樹立
あなたならどうするだろうか。
④目標設定
私は、私たちはこうする。
*危険予知のミーティングを行うことによっていろいろな危険を確認しあい、気付きあうことができます。
危険予知活動
危険に気付く ⇒ 対策を決める
⇒ 行動目標を立てる ⇒ 実践する
危険予知活動を行うことで
①危険への感受性を鋭くし、
②集中力を高め、
③安全衛生に対するやる気を強める
ことができます。
日々の活動が事故防止の決め手になります!