3無(ムリ・ムダ・ムラ)なし!の推進
「3無」って何でしょう?そう、「無理・無駄・ムラ」の3つのこと。
つまり「無理をしない・無駄を出さない・ムラを作らない」ようにしよう!ということなんです。
ここに2トン積みのトラックがあります。
このトラックに3トン分の荷物を積むことができるでしょうか。
そう、「無理」です。またこのトラックに1トンの荷物しか積まないのは「無駄」になります。
無理やり3トン積もうとしたり1トンだったり、時には2トンぴったりだったり…これは「ムラ」です。
2トンの車にはいつも2トン前後の荷物を積んでいくのが能率的、合理的なトラックの使い方ですよね。
トラックの話、そのまま日々の作業に置き換えて考えてみましょう。
1〜10の作業があるとします。いつもの時間で15までこなすには無理があります。
5までしかやらなかったら時間、あるいは作業に無駄が出ますよね。
時にがんばって12の作業をおこなったり、7しかやらなかったりでは品質にもムラが出ます。
決められた1〜10の作業があるならば、その基本作業をきっちりおこなうことで品質は維持されます。
無理をすれば後に無駄・ムラにつながっていく、ということを考えて日々の作業を行いましょう。
さて、ビルクリーニングは何のために行うのでしょうか。
簡単に言ってしまえば「建物の外装、内装、備品等の『汚れ』を除去すること」となるでしょうか。
この『汚れ』の中には健康上有害なカビやバイキン、病原性微生物などが含まれるので放置しておけば病気になったり…何てことも考えられますよね。
また、汚れた金属は腐食します。ステンレス建材でももらい錆によって内部の腐食がおきます。
もし床のクリーニングを怠ったらどうなるでしょうか。
床に落ちた砂や土などで少しずつ少しずつ傷がついていき、月日がたてばすっかり損傷物となってしまうのです!
つまり普段一つ一つ行うクリーニングの作業では、基本の作業を「無駄・ムラ」なくおこなって『汚れ』を除去し建物を長持ちさせる状態を維持していかなければならないのですね。
生活の中の「無駄」にポイントをおいてこんなことを調べてみました。
「無駄」を省くと省エネルギーになります。更に節約にもなって懐もうれしいかも!!!!
ビルクリーニングの目的
①生理的安らぎ ⇒ 良好な衛生的環境の確保
②物的安らぎ ⇒ 建築物の延命
③心理的安らぎ ⇒ 美観の向上
エアコンを上手に使おう!
これからの時期、大活躍が予想されるクーラーですがこんな心がけ一つで省エネできるんです。
①設定温度は28℃に。27℃を28℃にかえると約665円の節約に!
②扇風機でエアコンの冷気を部屋全体に送ると約515円の節約に!
③1日1時間、使用時間を短縮するだけで約363円の節約に!
④カーテン・ブラインドなどで熱の侵入を防げば約198円の節約に!
*データはすべて最新の機器で行った夏期の試算値です。
冷蔵庫を上手に使おう!
こちらも活躍が期待されますね。通年の心がけですね。
①熱いものは必ず冷ましてから庫内へ!これで約1,060円の節約に!
②詰め込みすぎは冷気の循環が悪くなるのと同時に物を探すのに時間がかかることに。
庫内の整理整頓で約559円の節約に!
③直射日光を避け壁から適切な間隔で設置するだけで約435円の節約!
④ドアの開閉はなるべく短時間で!すばやい動きで約143円の節約に!
⑤さらにドアの開閉回数を減らすと約129円の節約に!
*データはすべて最新の機器で行った年間の試算値です。
夏の省エネ総点検♪
家庭や職場で夏は特にエネルギーの使用料が増える時期。自分のまわりをチェックしてみてください。
①冷房中の室温は28℃を維持するような設定を!
②不必要なエアコンの使用は控えましょう
③シャワーの流しっぱなしの使用はやめよう!
④お風呂は効率的に連続して入浴するようにしよう
⑤テレビのつけっぱなしを控えよう!
⑥電化製品の待機時消費電力は意外に大きいのです。主電源から切る癖を!
⑦給湯温度の設定をチェックしてみよう。食器洗いなら-5℃でも大丈夫!
⑧冷蔵庫の中は詰めすぎ注意!
⑨洗濯機は、すすぎ前の脱水や水、洗剤の適正量を守りましょう。
⑩炊飯ジャーの保温機能使用は控えて!
⑪掃除機の集塵袋、満腹状態では効率的な掃除はできませんよ。
⑫照明もこまめな消灯を心がけよう!
⑬照明器具の電球は蛍光灯を使用しよう!
⑭業務ビルでは昼休み中、半分でも照明を消したりエレベーターを休止させるのも省エネになります。
⑮短距離移動は徒歩や自転車の有効活用を!
⑯自動車使用の心がけ。アイドリングストップ・適性空気圧・点検整備の励行・急発進の抑制など。
⑰業務車輌の持ち帰りは自粛して!
⑱家族が一部屋に集まれば電化製品の使用も抑えられ、さらに家族団らんも!