労働安全衛生の取り組み
資機材を正しく使おう
今月は労働安全衛生との関連で資機材の使用、特にバキュームとポリッシャーについて調べてみたいと思います。
まずはおなじみのバキュームクリーナーからいってみましょう!!
「バキュームクリーナー」
そう、いわゆる「掃除機」のことです。
「バキューム」には、上記の絵のようなポット型のドライバキューム、カーペットに適したアップライト型、携帯式の背負い型に加え、ウェットバキュームと言って水気にも強いタイプもあります。
また、本体だけでなく、ノズルにも種類があり一般的な床用からファニチャー用、スキマ用、フィルター用、吸水用などがあります。
それぞれの場所で適したクリーナー、ノズルを使うことで効率よくゴミやホコリを吸い取ります。ただし、そうは言ってもバキュームは電気機械ですので注意も必要です。
①濡れた手では触らない。感電の恐れがあります。
②ファンやフィルターが傷つく恐れがあるためクギや金属片などは取り除いて作業しましょう。
③コードやホースの延長は機械の能力の低下になります。
④コード、プラグ、スイッチなどの点検も定期的に行いましょう。
「ポリッシャー」
ポリッシャーとは磨いてつやを出すための機械です。ポリッシャーの操作にはコツがあり、十分な訓練が必要です。
ポリッシャーはブラシが回転するので、間違った使い方をするとポリッシャーが暴走し壁や人にぶつかったり、コードが巻きついたりして思わぬ事故やケガの原因につながります。十分に練習をしてから扱いましょう。
「パッドの色の区別」
硬 | 黒 | 樹脂皮膜のはくり |
粗 | 茶 | |
↑ | 緑 | 般洗浄・表面洗浄 |
青 | 表面洗浄スプレーバフ | |
↓ | 赤 | |
柔 | 黄 | つや出し |
細 | 白 | 仕上げ磨き |
どちらの機械も後片付けが重要です。
コードやホースを束ねる、フィルターの掃除、パッドの洗濯、本体の汚れ除去、決まった場所へ保管など、次に使うときのことを考えてお手入れをしましょう!!